【便秘】どうして便秘になるのか?便秘の原因について徹底解説!

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こんにちは(*^-^*)
今回は男性だけの悩みではないのですが「便秘」について解説しようと思います。
じつは男性から「便秘」の悩みについての解説をしてほしいという問い合わせが何件かありました。
「便秘」と言うと女性のイメージが強いのですが、男性も便秘に悩んでいる方が多いんですね…。
っという事で、今回は「便秘」原因について徹底解説していきますよ!!
是非とも参考にして見て下さいね(*^-^*)
もくじ
どういう症状が便秘なのか
まずは、便秘とはどのような症状なのかについて解説します。
基本的に、共通の便秘の定義というものはありません。
しかし、日本内科学会では「3日以上排便がない状態」または「毎日排便があっても残便感がある状態」としています。
また「本来体外へ排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」とも、定義されています。
排便の回数が少ないというだけでなく、不快感や残便感があるというところも含めて便秘とされています。
便秘を訴える人の割合は、男性よりも女性の方が多い事は有名です。
しかし年齢とともに男性の割合も増え、80歳以上になるとその割合は男女共10%を超えて「男女差がなくなってくる」との事です。
高齢になるにつれて増加する理由としては、「筋力低下や食欲の低下」「薬の副作用や便意の感じにくさ」などがあると言われます。
便秘の症状として
それでは、便秘の症状はどのようなものがあるか見ていきましょう。
- 何日も排便がない
- 便が溜まっている感じはあるが、いきんでもでない
- 下剤を内服しないとでない
- お腹が張って苦しい
- 便がでても出きった感じがしない
- 便が硬かったり小さなコロコロの便が出る
- 吐き気がある
- 食欲がない
などが挙げられます。
便秘の種類
一言で「便秘」と言っても、実はいくつか種類があります。
ここでは便秘の種類について、解説していきましょう。
あなたの便秘に当てはまる項目があるかもしれませんよ!
機能性便秘
直腸性便秘
若い女性や子供、寝たきりの高齢者などに多い便秘です。
排便を我慢することで、便が出る直前の溜まっている感覚が鈍くなり便秘になります。
直腸を刺激するような座薬や浣腸で、排便を促すことで改善します。
便を柔らかくする薬を使用することはありますが、腸を強制的に動かす刺激性下剤を使用することはありません。
痙攣性便秘
精神的や肉体的なストレスが一因となって、自律神経が乱れ大腸の一部が痙攣のように収縮して便が硬くなります。
痙攣性便秘になると、便が1週間くらい出ないこともしばしばあります。
なかでも腹痛を伴う方は「便秘型過敏性腸症候群」という疾患の可能性も考えられます。
便を柔らかくする薬が有効なことが多いです。
便が硬くなりすぎて出ない場合は、浣腸や刺激性下剤を一時的に使用することがあります。
大腸をしっかり外部から刺激をすることで排便を促すことが出来るので、腹部のマッサージやランニングまたはヨガなどのエクササイズも非常に有効です。
弛緩性便秘
大腸の便を押し出す運動が低下することで、便が長い時間大腸内に停滞します。
そのため水分が吸収されることで便が硬くなり、引き起こされる便秘です。
高齢者や寝たきりの方に多い便秘と言われています。
便を押し出す運動が低下する原因として、長年の刺激性下剤により、大腸の動きが悪くなってしまい引き起こされることもあります。
この場合は刺激性下剤を徐々に減量しつつ、便を柔らかくする薬や腸の動きを整えるお薬を使いながら便秘の解消を目指します。
刺激性下剤は時折使うのには問題のない有効な薬ですが、連用には注意が必要です。
器質性便秘
大腸内に大きな進行癌などがあると、便が通過できずに便秘になります。
このように大腸自体に便が通過できない物理的な何らかの理由がある場合を、器質性便秘といいます。
大腸内視鏡検査や腹部エコー、CTなどで原因を精査することが必要です。
症候性便秘
別の病気の症状で、便秘になります。
この場合は、もともとの病気の治療が必要になります。
薬剤性便秘
抗コリン薬や向精神病薬、抗がん剤などでおこります。
原疾患の治療とのメリットとデメリットを考えながら、便秘の薬を併用していきます。
女性に便秘が多い理由
ここではあえて「女性」に便秘が多い理由も解説していきましょう。
冒頭でもお話しましたが、日本人女性の半数以上に便秘の症状がみられるといわれます。
男性に比べ、女性が便秘になりやすい理由は挙げて行きましょう。
身体的理由
男性に比べると女性は腹筋が弱いため、大腸が便を送り出す力が弱いと言われています。
ホルモンの作用
女性ホルモンのひとつ「黄体ホルモン」の影響で、大腸の腸壁から便の水分が吸収されて便が硬くなります。
また「黄体ホルモン」は妊娠した時に、流産しないように子宮筋の収縮を抑制するはたらきがあります。
それが腸にも影響して、運動を低下さます。
特に「黄体ホルモン」が多く分泌される、月経の前や妊娠初期には便秘になりやすいと言われています。
無理なダイエット
無理なダイエットで食事量を減らすと、食物繊維や水分・脂肪分を減らすことになります。
その影響で蠕動運動にも影響がおよび、便が硬く排出されにくくなる。
精神的な理由
女性は忙しさや人前での恥ずかしさのために、トイレを我慢する人が多くいます。
そのため、旅行など環境の変化によるストレスの影響も受けやすい事もあります。
便秘を回避する為には
では実際に便秘を回避する為には、どうしたらいいのでしょうか?
ここでは便秘を回避する為に必要な事を紹介していきます。
- 水分補給をしっかりと行う
- 乳酸菌や食物繊維を摂る
- 適度な運動を心がける
- 生活リズムを整える
水分補給をしっかりと行う
便を柔らかくするためには、水分補給は欠かせません!!
こまめに水分を摂るようにしましょう。
また起床後すぐに水を飲むことで睡眠中に体から出てしまった水分を補うとともに、腸に程よい刺激を与えることができます。
乳酸菌や食物繊維を摂る
食物繊維は、便秘解消に役に立つ栄養素です。
普段の食事であまり取れていないという人は、意識して摂取しましょう。
ただし腸の手術を受けた人などは、場合によっては食物繊維の摂取は控えたほうが良い場合もあります。
気になる方は、医師に相談しましょう。
適度な運動を心がける
適度に体を動かすことで、腸の活動を促します。
ハードな運動でなくても、ウォーキング程度でも良いので始めましょう。
また体を動かして運動することができない方は、お腹をやさしくマッサージしたり温めるなども腸の動きを促すことができます。
生活リズムを整える
やはり生活のリズムを整え、しっかり睡眠を整えることは自律神経を整える効果があります。
そしてそれが、腸へ良い影響を与えてくれます。
また決まった時間に落ち着いてトイレに入ることで、排便の習慣をつけることができます。
まとめ
いかがでしたか??
今回は「便秘」の原因や回避方法について解説させて頂きました(*^-^*)
便秘は様々な要因が関わっていたり、人によってその要因は様々です。
その中で、少しずつ自分に合った方法を探していきましょう。
ただし長期間にわたって排便がない・お腹が痛い・という場合は、何らかの疾患の可能性も考えられます。
速やかに胃腸科・消化器内科など専門の医療機関を受診してください。
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