【口が臭い】気になる口臭の原因と対策を徹底的に総まとめ!!
~口が臭い 気になる口臭の原因と対策を徹底的に総まとめ!!~
相談しにくい悩みの代表格ともいえるのが「口臭の悩み」ではないでしょうか?
自分の周りに口臭がキツイ人とかがいると「自分も口臭かったりするのかな」と不安になる人も多いでしょう。
口臭は意外にも、自分ではなかなか気が付かないものなのです。
知らず知らずのうちに相手に不快な思いをさせているかもしれません。
そこで今回は、口臭の悩みについて原因や対策方法などもご紹介していきます。
心当たりのある方や、気になっている方は必見ですよ!!
口臭の原因
口臭の原因は、実は一つではないんです。
原因としては、主に以下の3つの種類からなっています。
- 生理的な口臭
- 飲食物や嗜好品による口臭
- 病的な口臭
生理的な口臭
どんな人にも、生理的口臭と呼ばれる口臭があります。
起きたばかりの時やお腹が空いている時、また緊張している時などの唾液の分泌量が減っているときには特に生理的口臭は強くなります。
これは唾液が減ると口の中の洗浄作用が働かず、口臭を発生させる細菌が増えてしまうためです。
そして基本的に、この生理的口臭は舌の上で生じています。
なぜなら舌の表面には小さな凹凸がたくさんあり、そこに汚れが溜まって細菌が繁殖しやすいためです。
ちなみに舌の表面で細菌が繁殖し、白いコケのようなかたまりになったものを「舌苔(ぜったい)」と呼びます。
風邪を引いている時やお腹の調子が悪い時などに、舌に白い苔のようなものが付いていることに気づいた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
舌苔は健康な人にも見られますが、体調が悪化したときや口の中が乾燥しているときに厚くなってしまう傾向があります。
舌苔は口臭の原因を作り出す細菌やたんぱく質をたくさん含んでいるため、舌苔の量が増加してしまうと口臭が強くなる可能性があります。
飲食物や嗜好品による口臭
飲食物や嗜好品による口臭は、食べた物や飲んだ物が原因となって発生する一時的なものです。
特にニンニク・酒・たばこなどは強い口臭を生じさせます。
ただし、時間の経過とともにこれらの臭いは消えていきます。
病的な口臭
なんらかの病的な原因によって、口臭が発生することもあります。
まれに口や喉以外の部位の病気や全身疾患が原因となって、口臭が発生する場合もあります。
しかし、多くは口内の病気によるものです。
病的な口臭として考えられる原因は以下の通りです。
- 歯周病
- 口内の潰瘍や虫歯
- 体の病気
歯周病
病的口臭の代表的なものが、歯周病による口臭です。
歯周病とは歯と歯茎の間に溜まった汚れが原因で、歯茎が炎症を起こす病気です。
別名、歯槽膿漏とも言います。
歯周病を引き起こすのは「プラーク」や「歯垢」という細菌のかたまりです。
歯周病が進行すると「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯茎の隙間が広がり、そこから出る膿がいやな臭いの元になってしまいます。
またプラークに含まれる細菌が臭いの強いガスを作ることで口臭の原因となる場合もあります。
口内の潰瘍や虫歯
歯周病の他にも、口内の潰瘍や虫歯が原因となって口臭がキツくなる場合があります。
口臭以外にも口の中に異常を感じている場合は、早めにお医者さんに相談に行きましょう。
その他にも口腔癌や口とつながった鼻や喉の病気が隠れている可能性もあります。
体の病気
場合によっては、口以外の体の病気が原因となって口臭が強くなっている場合もあります。
例えば呼吸器系や消化器系の病気を患っている場合には、口臭が発生することがあります。
また、糖尿病や肝硬変などの病気が原因で口臭が発生しているケースもあります。
ただし、口臭の原因がこのような全身疾患であるケースは決して多くはありません。
全身疾患が原因の口臭がある場合、通常はそれ以外の症状が自覚されます。
ただし口臭が気になるだけでなく体調が悪いのであれば、迷わず病院に行きましょう。
口臭はセルフチェックできる
冒頭でもお話しましたが、口臭は自分では中々気が付かないものです。
しかし誰かに尋ねるのも勇気がいるし、仮に聞けたとしてもその後が気まずくなったり…
そこでこの章では口臭のセルフチェック法をご紹介していきましょう!!
自分でチェックする分には、恥ずかしくないし誰にも迷惑かけないですからね(*^-^*)
- ビニール袋に息を吐きその匂いを嗅ぐ
- デンタルフロスで歯垢の量を確認する
- マスクをした状態で大きく息を吐く
- 口臭チェッカーを使う
ビニール袋に息を吐きその匂いを嗅ぐ
ビニール袋を用意し、その中に息を吹き込みます。
そしてしばらく時間が経ってから中に残ったニオイを嗅いでみる事で、口臭を自覚できるかもしれません。
デンタルフロスで歯垢の量を確認する
歯と歯の間を清掃するためのデンタルフロスは、歯磨き後に磨き残した歯垢を取り除くことができます。
歯垢は歯に残った食べかすに付着するもので、内部には多くの細菌が潜んでいるため口臭が強くなります。
歯垢が多いということは、きちんと磨けていない部分が多いということが同時に考えられます。
よって口腔内の環境としては良い状態とはいえないでしょう。
マスクをした状態で大きく息を吐く
マスクをする事で息が鼻に届きやすくなり、口臭を確認しやすくなります。
何度かゆっくりと息をはいてみて、口臭をチェックしてみましょう。
口臭チェッカーを使う
自分の口臭を客観的に判断するには、ニオイを数値化できる口臭チェッカーの使用がおすすめです。
口臭チェッカーに息を吹きかけることで、内蔵のセンサーがニオイのレベルを判定してくれます。
市販で複数のメーカーから発売されており、簡易的なものなら数千円で購入できます。
ただし、起床時や空腹時など測定した日時によって結果が異なることがあります。
口臭の対策方法
ここからは口臭の対策方法として、いくつかご紹介していこうと思います。
基本的には難しくなく、すぐに始められる方法です。
出来そうなものから実践して頂き、口臭対策や口臭予防に役立てて下さい。
- 口内を清潔に保つ
- 口内の乾燥を防ぐ
- 生活習慣を改善する
- 専門医に相談する
口内を清潔に保つ
よく歯を磨く
当たり前の事ですが、口臭対策の基本は歯磨きです!
口臭は食べかすなどの汚れが、口の中の細菌と反応することで発生してしまいます。
朝晩毎日丁寧に歯を磨き、食べかすや歯垢などの口の中の汚れをしっかり落としましょう。
また歯磨きの際には歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシも活用する事もおすすめします。
口の中を清潔に保つことで、口臭の原因となる汚れや口臭を作り出す細菌を減らすことができます。
目立つ舌苔を除去する
口臭の直接的な原因となる舌苔を除去する ことで口臭が収まる可能性があります。
鏡で舌を確認して舌苔が目立つようなら舌清掃を行いましょう。
ただし、舌清掃は歯磨きのように食事をするたびにする必要はなく、一日一回で十分です。
掃除しすぎると舌の粘膜を傷つけてしまう可能性があります。
毛先の柔らかい子ども用の歯ブラシや専用の舌ブラシを用いて優しく掃除しましょう。
ブラシは舌の奥から手前に向かって一方通行で動かしてください。
舌苔があるからといって、必ずしも強い口臭があるとは限りません。
口臭を気にしすぎるあまり舌を傷つけてしまうことがないよう、磨き過ぎには十分注意しましょう。
口内の乾燥を防ぐ
よく噛んで食べる
唾液の分泌は咀嚼などの刺激によって促されるため、よく噛んで食べることで唾液の分泌量を増やすことができます。
普段から食事のときにはよく噛んで食べることを意識し、唾液の分泌を促しましょう。
また、食事以外のときにも、よく噛む食べ物である ガム等を噛むことで唾液を分泌させることができますね。
鼻で呼吸する
口内の乾燥を防ぐため、鼻で呼吸をすることも重要です。
口で呼吸をしている人はすぐに口が乾燥してしまいます。
口呼吸をしていて口の中が乾燥しやすい人は、鼻で呼吸することを意識してみましょう。
生活習慣を改善する
食生活を改善する
口臭を引き起こす舌苔の原因になりがちなのは、食生活の乱れが考えられます。
暴飲暴食や刺激物の摂り過ぎは消化不良を引き起こし、その影響で胃腸が荒れてしまうと舌苔が厚くなる場合があります。
バランスの取れた食事を、毎日規則正しく摂ることを心がけましょう。
また噛む必要のない様な柔らかいものばかりを食べていると、唾液の分泌が減ってしまいます。
そのため、口臭が強くなってしまう可能性があります。
噛み応えのある食材を積極的に食事に取り入れ、よく噛んで食事をすることで唾液の分泌を促しましょう。
禁煙する
たばこを吸っていると唾液の分泌が減ったり、歯茎の血流が悪くなったりすることが知られています。
唾液が減って口の中が乾燥すると、口臭は悪化してしまいます。
たばこを日常的に吸っていて口臭が気になるという方は、禁煙をするとそれだけで口臭が改善される可能性があります。
専門医に相談する
病気が原因となって口臭が強くなっている場合、専門医による治療が必要です。
特に、口臭以外にも口の中に異常があるようなら、すぐに歯科を受診しましょう。
また強い口臭が続いている時には、歯周病やむし歯など口の病気が隠れている可能性があります。
病気が原因の口臭は治療を受けなければ改善しません。
まとめ
いかがでしたか?
今回は口臭の原因や、対策方法などについてお話させて頂きました。
口臭と一言で言っても、原因は色々な所に潜んでいます。
まずは、自分でできる口臭ケア対策を実行してみましょう。
それでも成果が出ない様であれば、専門医に相談してみるのが良いと思います。
原因と対策をしっかりと主なって、すっきりとした状態でコミュニケーションを取りたいですね(*^-^*)
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