【育毛剤】育毛剤は使うと副作用?!原因や注意すべき点の徹底調査!
髪の毛に不安のある男性の中には、「育毛剤」を利用している方もいるのではないでしょうか?
そして、その育毛剤には実際に効果があるのか。
育毛剤を使って髪の毛を生やしたい!と考えている人は、まず「育毛剤に期待できる効果や効果が出るまでの期間について」しっかりと知っておく必要があります。
そして場合によっては「副作用」に悩まされている人もいるようです。
そこで今回は、育毛剤を使用するにあたっての副作用の原因や注意点。
また、育毛剤の効果や発毛剤との違いについて徹底調査してきました。
必ずあなたの役に立つ情報になるので、是非とも今後の参考にして見て下さい(*^▽^*)
もくじ
育毛剤と発毛剤の違い
「育毛剤」と「発毛剤」とは、どちらも薄毛などの対策として使用されています。
しかしどちらも同じような薬だと思われますが、実際の目的や効果は異なります。
発毛剤は毛髪の毛包※1 を活性化させて、髪が抜け落ちた頭皮に新しい髪を生やす効果があります。
発毛剤には「ミノキシジル 」という成分が入っており、日本では唯一髪を生えさせる成分の外用薬として認可されています。
※1 毛を作り出す場所の事で、特に毛根の事を指す
その一方で育毛剤の効果としては、発毛剤の効果とは異なります。
育毛剤は現在の髪がまだ生えている頭皮を清潔に保ち、髪が太く長くより丈夫に育ちやすい環境を整えます。
その仕組みとしては薄毛の原因物質の生成を防いで、これ以上の薄毛(抜け毛を防ぐ)への対策に効果があります。
ちなみに、こちらには「ミノキシジル」は配合されておりません。
育毛剤の作用
育毛剤には髪の毛が生えるのを促したり、健康的な頭皮環境を作ったりする働きがあります。
しかし育毛剤の種類によっては、どんな働きをするかが変わってきます。
つまり、自分の頭皮や髪の毛の症状に合う育毛剤を選ぶことが大切になってきます。
また育毛剤を使用する前には説明書をよく読むようにし、使用量や使用回数は必ず守りましょう。
なぜなら、たくさん使っても早く髪の毛が生えてくるというわけではありません。
そこでここでは「育毛剤の作用」について、深掘りしていきましょう。
- 頭皮環境を整える
- 毛母細胞に働きかける
- 髪が育つ
頭皮環境を整える
まず育毛剤には頭皮環境を整える働きがあり、ふけやかゆみが気になる部分にアプローチできます。
頭皮がベタついていたり乾燥したりしていると、毛穴に皮脂や汚れが詰まって十分に髪の毛のもとに栄養が行き届かなくなります。そのため健康的な髪の毛が生えにくい環境になってしまうと、抜け毛が増えたり薄毛の原因になったりします。
毛母細胞に働きかける
育毛剤には、「毛母細胞」を元気にする役割もあります。
毛母細胞とは、髪の毛を作る根本の細胞です。
育毛剤に含まれる天然成分や栄養成分などが、頭皮から毛母細胞に届きます。
普段使うシャンプーやトリートメントだけでは補えない、髪の毛が育つための栄養を頭皮の内部に浸透させて、健康な髪の毛が生えてくる状況を作ります。
髪が育つ
これは誰もが分かっている事だと思いますが、育毛剤は髪の毛を育てる働きがあります。
頭皮や髪の毛の状態がよくないと、髪の毛が生えてきても十分な長さに育つ前に抜けてしまう場合があります。
そして髪の毛のサイクルが短くなり、薄毛や脱毛の症状が進行してしてしまいます。
しかし育毛剤を使うことで健康な髪の毛が生えてくる頭皮環境に整えられるだけではなく、髪をしなやかにすることができます。
育毛剤の副作用
ここからは気になる「育毛剤の副作用」について、お話していきましょう。
育毛剤をしようすると、まれに以下の様な副作用が発生する事があります。
- フケやかゆみ
- 頭痛
- 男性機能の低下
しかし大事な事は、上記の様な副作用は「必ず起こるものではない」という事です。
一般的な風邪薬や、鼻炎薬などでも副作用は存在します。
なので育毛剤だけのデメリットつ考えるのは、やめましょう!!
副作用に注意するべき育毛剤の成分
基本的に薄毛予防・改善に効果があると言われている主な成分として、以下の4つが挙げられます。
成分ごとの効果や副作用・注意点などをまとめてみました。
- ミノキシジル
- フィナステリド
- デュタステリド
- 塩化カルプロニウム
ミノキシジル
「ミノキシジル」は血管拡張作用による血行促進効果があり、発毛効果が医薬的に認められています。
- 頭皮のかゆみ・炎症
- 動悸・めまい
- 頭痛
- 循環器系への影響
フィナステリド
「フィナステリド」はAGA治療薬として、初めて世界で認可された薬品です。
脱毛の原因でもあるDHT(悪玉男性ホルモン)を制御して、毛髪の維持効力があると言われています。
- 男性機能の低下
- 性欲減退
- 肝機能障害
デュタステリド
「デュタステリド」は国内では最も新しいAGA治療薬で、2015年に認可されました。
従来品よりも高いDHT発生阻害効果があるので、若ハゲへの有効性が注目されています。
- 男性機能の低下
- 性欲減退
- 肝機能障害
塩化カルプロニウム
「塩化カルプロニウム」は外用薬になります。
頭皮に塗布する事で血行を促進し、脱毛予防・発毛を促す効果があります。
- 頭皮のかゆみ
- かぶれ
- 頭痛・発刊
副作用かなと思ったら
育毛剤を使い始めてから、体調や髪の毛・頭皮などに異変を感じたら注意が必要です。
育毛剤は途中でやめると抜け毛が増えるなどといわれる場合がありますが、心身に気になる変化が起きたときには正しい対処をしてください!
すぐに使用を中止する
体に異変が起きたら、すぐに育毛剤の使用を中止しましょう!
気になっていても使い続けると、状態が悪化する場合があります。
頭皮に異常を感じたり、動悸やめまい・発汗など何か症状が出たりしたら、すぐに使うのをやめてください!
医師に相談する
副作用の症状に合わせた病院に行き、医師に相談しましょう。
頭皮のかゆみや赤み、かぶれなどが出た場合は皮膚科で診察してもらえます。
また動悸やめまい、吐き気や倦怠感など体の機能に異常が起きた場合は、内科で相談することもできます。
育毛剤の副作用は、ほかの病気の副作用と共通する症状も多いのが特徴です。
そのため、必ず育毛剤を使ってから症状が出たことを医師に伝えましょう。
可能であれば、使用している育毛剤を持参するのもいいと思います。
AGAクリニックなど専門の病院で治療を行っている人は、そちらを受診してください。
育毛剤を使用する上で事前に知っておく事
以下の項目に該当する方は、育毛剤の使用には特に注意しながら行った方が良いでしょう。
前途しましたが少しでも異常を感じたら、すぐに使用を中止してください。
- 今までに薬でアレルギー症状を起こしたことがある人(発疹・かゆみ・かぶれ等)
- 高血圧・低血圧の人
- 心臓・肝臓に障害のある人
- むくみのある人
- 高齢者(65歳以上)
- 甲状腺機能障害の診断を受けている人
まとめ
いかがでしたか??
今回は「育毛剤の副作用の原因や注意点」について、調査報告させて頂きました。
育毛剤には、薄毛・抜け毛を改善するためにさまざまな有効成分が含まれています。
そのため、副作用が起こる可能性は常にあります。
使用に当たり「どうして副作用が起きるのか」「どういった副作用があるのか」という正しい知識を身につけて使用することが大切です。
もし副作用が起きてしまった場合でも、落ち着いて専門の医療機関で診察を受けて医師の指示に従うようにしましょう。
コメントフォーム