【歯の黄ばみ】原因と対策はある?わかりやすく徹底的に解説します!
年を重ねるほどに気になるものの一つに「歯の黄ばみ」があります。
自分の笑顔に自信を持つためにも、健康的な白い歯はいつまでもキープしておきたいものです。
歯の黄ばみに原因はあるのか?
歯の黄ばみに対策はあるのか?
今回はこのテーマで、解説していく事とします(*^-^*)
是非とも参考にして頂き、歯に黄ばみに打ち勝ちましょう!!
もくじ
歯の黄ばみの原因
私たちの歯は、もともと真っ白ではなく、少しだけ黄色味がかっています。
これは半透明のエナメル質を通して、黄色い象牙質が透けて見えているからです。
その点を踏まえても、明らかに黄ばんでいる場合は、次の5つの原因が考えられます。
- 飲食物・タバコ
- 歯の磨き残し
- 加齢
- 薬・怪我
- 生まれつき
飲食物・タバコ
歯の黄ばみの主な原因は、ステインです。
着色汚れとも呼ばれるこの症状は、色素が豊富に含まれた食べ物や飲み物を習慣的に摂取することで生じます。
具体的には、コーヒーや紅茶、赤ワインなどを毎日飲むことで、歯の表面に着色性の汚れが付着して黄ばみを生じさせます。
タバコの煙に含まれるヤニも同様の症状をもたらすことから、喫煙習慣も歯の黄ばみの原因となります。
今現在、歯の黄ばみに悩まされていて、上述したような食習慣や喫煙習慣がある方は、十分にご注意ください。
ちなみに、ステインは歯磨きで取り除くことが困難な汚れであり、プロフェッショナルケアで除去してもらう必要があります。
歯の磨き残し
歯の表面に歯垢や歯石が堆積することでも、歯の黄ばみが生じます。
歯垢は白い物質ですが、食品の色素が浸透すると、黄色く変化します。
歯石も同様に黄色くなることがあります。
歯垢は歯の表面に付着した細菌の塊であり、その成分のほとんどが水なので歯ブラシによるブラッシングで容易に取り除けます。
歯石は石のように硬い物質なので、歯科医院でなければ取り除けません。
加齢
歯は、加齢によっても黄ばんでいきます。
私たちの歯はもともと象牙質の色が透過しており、少し黄色味がかっているのですが、加齢に伴ってエナメル質が薄くなると、その症状がさらに強くなります。
とはいえ、加齢による歯の黄ばみも若い頃から適切なケアを行うことで、ある程度抑えることは可能です。
薬・怪我
歯の発育期に特定の薬剤を長期間服用すると、歯が黄ばむことがあります。
テトラサイクリンという抗生剤がもっとも有名で、その特徴的な症状を「テトラサイクリン歯」と呼んでいます。
また、転んだ時に拍子に歯を強打することでも歯が変色することがあります。
これは黄ばむというよりは、黒ずむといった方が正確です。
生まれつき
先天性の病気の影響で、生まれつき歯が黄ばんでいることもあります。
乳歯や永久歯が生えた時点で黄ばみが確認できるので、比較的原因を特定しやすいです。
異常が認められたらすぐ歯科医院や病院を受診しましょう。
歯の黄ばみは予防できる?
歯が黄ばむ原因ってこんなにたくさんあるのか…何か自分でできる予防法はないものか…
どうすれば歯の黄ばみを予防できるのか、一番気になるポイントですよね。
ここでは、自分で簡単に実践できる歯の黄ばみの予防方法をご紹介していきます。
歯の黄ばみをしっかり予防して、気にせず歯を見せて笑えるようになりましょう(*^-^*)
- 着色しやすいものを口にした後はすぐ歯を磨く
- 歯ブラシや歯間ブラシで歯を清潔に保つ習慣をつくる
- 唾液を増やす工夫をする
1.着色しやすいものを口にした後はすぐ歯を磨く
カレーやコーヒーなど歯の着色汚れの元となるものを口にした際には、なるべく早く歯磨きをしましょう。
着色汚れを引き起こすものは多岐にわたるため、黄ばみの原因となるものを全く口にしないというのは現実的には難しいと考えられます。
色素が蓄積する前にキレイに歯磨きをすることで、歯が黄ばむことを予防しましょう。
食後にすぐ歯磨きをするのが難しい場合は、口をすすぐだけでも歯の黄ばみの予防になる ので、ぜひ実践してみてくださいね。
2.歯ブラシや歯間ブラシで歯を清潔に保つ習慣をつくる
歯の黄ばみを予防するためには、日頃からきちんと歯の汚れを取り除くことが重要です。
歯の黄ばみを引き起こすのは、色素の強い食べ物による着色汚れだけではありません。
歯に磨き残しがあり「歯垢」という汚れが付いていると、歯は黄ばんで見えてしまいます。
歯ブラシや歯間ブラシを活用して、歯垢をしっかりと取り除くようにしましょう。
どんなに忙しい日でも、歯ブラシや歯間ブラシで歯を清潔に保つ時間をつくるよう習慣づけられるといいですね。
3.唾液を増やす工夫をする
歯の黄ばみを予防するためには、「唾液を増やすこと」も重要だと考えられます。
唾液は歯の表面に付着した汚れを洗い流してくれる上に、食事のたびに溶けてしまう歯を修復するはたらき(再石灰化)も持っています。
そのため、唾液の分泌量を増やすことが歯の黄ばみ予防につながるといえるのです。
唾液を増やすためには以下の方法がおすすめですよ。
- よく噛んで食事をする
- 口の中が乾燥しないようにする
自宅でできる歯を白くする方法
歯の黄ばみが気になったとき、ご自身で手軽にケアできると便利です。
実は、自宅でできるホワイトニンググッズがたくさんあります。
ここでは歯を白くする方法について、メリットとデメリットも合わせてご紹介します。
- ホワイトニング用歯磨き粉の使用
- 市販の歯のマニキュアの使用
- 重曹の使用
- ホワイトニングペンの使用
- 歯の消しゴムの使用
- LEDタイプのホワイトニングの使用
- マウスウォッシュの使用
1.ホワイトニング用歯磨き粉の使用
ホワイトニング用の歯磨き粉は、通常の歯磨きと同様に歯ブラシに歯磨き粉をつけてブラッシングします。
歯磨き粉に含まれている研磨剤や汚れをつきにくくする成分が、歯の白さを呼び戻してくれます。
ホワイトニング用の歯磨き粉のメリットは、手間をかけずに簡単に使えるところです。
商品によって、歯のホワイトニングだけでなく口臭や虫歯予防が同時にできるものもあります。
一方、汚れがひどい場合、高い効果は期待できません。
2.市販の歯のマニキュアの使用
爪に塗るマニキュアのように、歯にも専用の白い塗料を塗る方法があります。
まずは歯磨きで入念に汚れを落とし、歯を乾燥させます。
次に歯のマニキュアを素早く塗り、乾かして終了です。
マニキュアは、ムラにならないように薄く塗ってください。
歯のマニキュアは、即効性が高いのが魅力です。
手軽にサッと塗るだけで、「明日までに歯を白くさせたい!」という要望が叶えられるでしょう。
ただし、持続力はありません。
歯磨きでマニキュアが剥がれてしまうケースもあります。
3.重曹の使用
重曹を使って歯を白くする方法が、一時期注目を集めました。
食用の重曹を水で溶かし、歯磨き粉の代わりに歯ブラシにつけて磨く方法です。
重曹の研磨力で、歯についた汚れを落としていきます。
重曹は手軽に手に入り、余計な成分が入っていないという点では安心して使えますが、汚れだけでなく歯そのものを削ってしまうリスクがあります。
重曹によるホワイトニングを試してみたい場合は、歯を傷つけないようゆっくりと優しく磨きましょう。
4.ホワイトニングペンの使用
ホワイトニングペンは、歯のマニキュアと同様に直接歯に塗るアイテムです。
ペンのなかにはホワイトニング効果が期待できる成分が、ジェルや液状になって充填されています。
使うタイミングは商品によって異なり、歯磨きしてから塗るタイプ、塗ってからブラッシングするタイプ、塗って放置しておくタイプとさまざまです。
ペンなので持ち運びしやすく、使用工程も簡単で、出先でホワイトニングしたいときに重宝するでしょう。
ただ、効果には限界があり、感じ方も個人差があります。
歯の状態やアイテムとの相性によっては、あまり効果を感じられない方もいるでしょう。
5.歯の消しゴムの使用
歯についたステインを落とすのに便利なのが、歯の消しゴムです。
着色が気になる部分に消しゴムを当て、優しくこすっていきます。
こすり終わったら、水でうがいして完了です。
歯の消しゴムは、表面のエナメル質のステインをケアしてくれます。
コーヒーや紅茶などによる着色が気になる方は試してみる価値があります。
使い方は簡単ですが、力加減には注意しましょう。
力を入れすぎてしまうと、歯の表面を傷めかねません。
6.LEDタイプのホワイトニングの使用
LEDタイプのホワイトニングは、歯に専用のジェルを塗布しLEDライトを当てて行います。
LEDライトの照射とホワイトニングジェルが、歯の表面の汚れを浮かして除去してくれるのです。
こちらは、自宅でもより本格的なケアをしたい方におすすめの方法です。
黄ばみが歯全体に広がっている場合でも対応できます。
効果が期待できる反面、他の商品と比べて高額です。
7.マウスウォッシュの使用
口に含んでゆすぐだけで、歯のホワイトニングが目指せるマウスウォッシュもあります。
ポリリン酸ナトリウムなど、ホワイトニングに役立つ成分が配合されています。
歯磨き後にゆすぐタイプと、ゆすいでから歯磨きするタイプがあるので、取扱説明書に沿って使用してください。
マウスウォッシュは、ホワイトニングと同時にオーラルケアができるのも嬉しいポイントです。
ただし、成分は、ゆすいだら出てしまうので口の中に留めておけません。
そのため、ほかの手法に比べ効果がやや劣ってしまうでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「歯の黄ばみ」をテーマに解説させて頂きました(*^▽^*)
歯の黄ばみの原因は、「食べ物などによる着色汚れ」「歯の磨き残し」「加齢」などさまざまなものが考えられます。
飲食物やたばこなどによる歯の黄ばみを予防するためには、着色汚れの元となるものを口にしたら早めに歯磨きをすることがおすすめです。
また、日頃から歯の汚れを取り除くよう意識すること、唾液がたくさん出るようよく噛んで食事をすることなども重要だといえるでしょう。
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